
“太れない悩み” は周りから羨ましいと言われることが多いですが、痩せ体質にとっては切実な悩みですよね・・・。
そこで今回は「食べても太れない原因と7つの改善法」を紹介します!“人より食べてるのに太れない・・・” とお悩みの方は、ぜひお読みください!
目次
食べても太れない原因
基礎代謝が高い

痩せ体質の方は「基礎代謝が高い」特徴があります。基礎代謝とは、息を吸う、頭を使う、体を動かすなど、生きるために消費されるエネルギーのことです。
基礎代謝が高い人は、まわりと同じだけ食べても、その分エネルギーとして消費されるため、脂肪がつきにくくなります。同じ量を食べるとしても、栄養価の高い食事を心がけると良いでしょう。
胃下垂

胃下垂で胃が正常な位置から垂れ下がっていると胃の働きが悪くなり、栄養をうまく吸収できません。ひどい場合には、吸収率が通常の1/3にまで低下し、栄養失調、血行不良、冷え性、肌荒れ、便秘などを引き起こします。
胃下垂の主な原因は、体脂肪が少なく、内蔵を支えている筋肉が低下していることが挙げられます。初期の胃下垂であれば筋トレや姿勢矯正をすることで、胃を正常な位置に戻すことができます。
胃腸が弱っている

人より食べているのに太れない・・・という方は、胃腸が弱っており、摂取した栄養が体内にうまく吸収されていないことが原因かもしれません。
栄養をしっかりと吸収するためには、胃腸を強くして消化吸収率を高める必要があります。極度の緊張やストレスによる「過敏性腸症候群」を患っている場合には、ストレスを解消することが大切です。
甲状腺ホルモンの異常
甲状腺ホルモンは、自律神経や代謝をコントロールしています。このホルモンが過剰に分泌されると、必要以上にカロリーを消費してしまうため、「消費カロリー>摂取カロリー」となり、痩せる原因となります。
急激な体重の低下、手の震え、多汗、動悸などの症状が見られた場合は、甲状腺ホルモンの異常が疑われるため、病院で診てもらうようにしてください。
猫背・骨盤の歪み

猫背や骨盤が歪んでいると胃下垂になり消化吸収率が低下してしまいます。ガリガリ体質に猫背が多いのはこのためです。
体が歪んでいると胃や腸が圧迫され、食べる量が低下したり、胃の働きが悪くなるため、日ごろから正しい姿勢を心がけ、定期的に整体マッサージを受けるのも良いかもしれません。
特にデスクワークの方は、猫背になりやすいため矯正クッションや適度なストレッチをすることが大切です。
栄養バランスの偏り・酵素不足

インスタント食品に頼るなど、偏った食生活を続けていると栄養不足になり、太ることができません。特にビタミン・ミネラル・酵素・カルシウムをバランスよく摂取することが大切です。
現代人は仕事が忙しく、コンビニやファーストフードといった食事を摂りがちですが、それが毎日続くと栄養不足で太れない不健康な状態をつくります。
歯による影響

歯並びが悪かったり虫歯が痛くて噛めない状態だと、食べたものを噛み切れずそのまま胃に運ばれるため、胃に大きな負担がかかります。すると消化が追いつかず、体内に吸収されずにそのまま便として排出されてしまいます。
遺伝

痩せ体質は遺伝的な要因も大きいです。家族や親せきに痩せ型が多い場合、ガリガリ体質のDNAを受け継いでいる可能性があります。
ただし、遺伝的要因は約30%と言われており、ほとんどは環境的要素が大きいため、栄養面を改善していくことで、太ることができます。健康的な食生活と栄養バランスを心がけ、体質改善に励みましょう。
食べる量が少ない

現代人は1日1~2食、昼食はおにぎりとカップ麺でカンタンに済ませるといった食生活も多く、それだと栄養が足りず太れません。太るためには「1日3食、栄養のある食事をしっかり食べる」ことが大切です。
その他
太りたいのに太れない原因は、この他にもたくさんあります。ガリガリ体質が太れない原因は、痩せすぎ体質の「太れない原因」とは? で、もっと詳しく紹介しているので、気になる方は是非チェックしてみてください!
太るための7つの改善法
胃腸を整え、吸収率を上げる

「野菜」+「低たんぱく&高カロリー」の食事
野菜を中心に低たんぱく&高カロリーの食事にすることで、腸内の働きが良くなり、胃腸の消化吸収率を上げることができます。薬に頼らず、まずは胃腸に優しい健康的な食生活を心がけましょう。
吸収率を高める「6大栄養素」
消化酵素をはじめ、酵母、亜鉛、漢方、GABA、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)を摂取することで胃腸が整えられ、消化吸収率が高まります。これらの栄養素は以下の食品から摂取することができます。
酵素 | ・生野菜(大根、キャベツ、山芋) ・果物(バナナ、パパイヤ、キウイ、パイナップル、りんご) ・発酵食品(納豆、ピクルス) など |
---|---|
酵母 | ・調味料(しょう油、みりん、味噌、お酢) ・漬け物(キムチ・ぬか漬け) ・発酵食品(納豆) ・乳製品(チーズ、ヨーグルト) ・魚加工品(かつおぶし・塩辛・くさや) ・野菜(ジャガイモ、ニンジン、山芋) ・りんご など |
亜鉛 | 牡蠣(かき)、ニシン、レバー、牛肉、卵、チーズ など |
GABA | ・野菜(トマト、ジャガイモ、ナス) ・果物(みかん、ブドウ、ゆず) ・雑穀(発芽玄米) など |
BCAA | 豆腐、納豆、牛肉、鶏肉、チーズ、牛乳 など |
とはいえ、これらの栄養を毎日食事から摂るのは難しいため、サプリを活用して栄養補給するのも一つの手です。
消化吸収力を高めるサプリなら、7つの消化酵素・7つの漢方・酵母亜鉛BCAA・GABAを含んだ、国産無添加サプリ「プルエル」をおすすめします!私も飲んでいますが、素直におすすめです!
まずは、食べた栄養をしっかりと吸収できる、健康的な腸内環境を整えましょう!
1日3食しっかり食べる

太るためには1日3食しっかり食べることが大切です。現代人は朝食を抜く食生活が多いですが、腸内環境を整えるために朝食は欠かせません。朝は果物や整腸作用のあるヨーグルトなどを摂取すると、胃腸の働きが促進されます。
1日2食と3食では総摂取カロリーが大きく変わります。朝食の1食が増えるだけで、栄養バランスも摂りやすくなりますし、午前中のエネルギー不足も解消されます。
栄養バランスの良い食事

魚や野菜を中心に栄養バランスの良い食事を心がけ、夜はボリュームのある肉料理を食べるようにしましょう。「1日3食+間食」のなかで、栄養をしっかり摂ることが、太るためには欠かせません。
太れないからといって甘いもので太ろうとすると、逆に体に負担をかけてしまいます。栄養バランスの良い食事で健康的に太るのが理想です。
食事量を増やす

例えば2kgの体重アップを目指すなら、今の食生活に1日あたり約400kcalをプラスして食べることが望ましいでしょう。同じ量を食べるにしても、栄養価の高い食事を心がけましょう。
【1ヵ月で2~3kgの体重アップ】 = 1日の摂取カロリー + 400kcal
コップ1杯の牛乳(180ml)にホエイプロテイン(20g)を溶かした栄養ドリンクを1日2回飲むだけでも、カンタンに400kcalになります。
太るための運動をする

健康的に太るためには食べるだけでなく筋肉をつけて体重を増加させていきます。ただ太るだけなら、糖質や炭水化物をたくさん摂れば太れますが、糖尿病やメタボの原因となり、不健康な体になってしまいます。
痩せ体質で悩んでいる方も、ただ体脂肪だけがつく不健康な太り方ではなく、脂肪と筋肉を適度につけ、健康的に体重を増やすのが理想でしょう。
プロテイン摂取と一緒に「太るための運動(=無酸素運動)」をすることで理想的に体重を増やせます。詳しくは以下記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
姿勢を正す

猫背だと背筋を使わなくなるため、筋力が低下し胃下垂の原因にもなります。
姿勢を正すことで、“胃下垂の改善” や “腸内環境の促進” につながり、消化吸収率が高まります。日頃から背筋を伸ばすように意識し、定期的に整体マッサージに行き、歪んだ体を正してもらいましょう。
ストレス解消

人の体は過剰にストレスを感じると、それを修復するためにエネルギーが使われるため、摂取カロリーが筋肉や脂肪の生成に回らなくなります。
胃腸の吸収力を高めるためには、ストレスを溜めないことが鉄則です。とはいえ、仕事や人間関係でストレスはつき物です。適度に運動や好きなことをして、ストレス発散をしましょう。
まとめ
食べても太れないという方は、特に胃腸の調子が悪く、食べたものをしっかり吸収できていないことがあります。太るためには胃腸の消化吸収率を高めて、「1日3食・栄養バランスの良い食事」と「適度な運動」が欠かせません。
「人より食べてるのにどうして太れないの・・・?」という悩みを抱えている方は、ぜひここで紹介した原因と改善法を参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。