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ストレスで体重減少?!原因と対処法

ストレスで体重減少?!原因と対処法

「ストレス太り」という言葉がありますが、逆にストレスで痩せてしまう、なんてことも!ストレス痩せは、ガリガリにとって死活問題です。

そこで本記事では、「ストレスで体重減少する原因と対処法」について解説しています!是非参考にしてみてください!

ストレスは体重減少の原因だった!?

ストレスは体重減少の原因だった!?

体重が減る原因は、主に「カロリー不足」「エネルギー消費の増大」「栄養の吸収不良」の3つが挙げられ、ストレスはこれら体重減少の原因をつくります。

ストレスは心の悩みなど精神的なストレスだけでなく、睡眠不足や肉体的な疲れもカラダにとってはストレス。人間はストレスを感じると自律神経が乱れ、食欲不振や胃腸の消化不良を引き起こします

また、ストレスで体重減少することで、拒食症、糖尿病、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、吸収不良症候群、胃がん、大腸がん、肺結核、うつ病、アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)など、あらゆる病気につながる恐れもあります。

ストレスは万病の元!と言われているように、健康的なカラダを作るためにはストレスを溜めないことが大事です!

ストレスで体重減少する理由

ストレスで体重減少する理由

①自律神経が乱れて食欲不振を引き起こす

ストレスを感じると自律神経が乱れて、食欲不振や胃腸の消化不良を引き起こします。

精神的なストレスが続くと、副交感神経の働きが阻害され食欲がなくなったり、胃の調子が悪くなり消化吸収力が低下して、体重が減ってしまいます。

②下痢など体調不良を引き起こす。

ストレスで体重減少するのは、食欲不振によるものだけではありません。過剰なストレスは、下痢や嘔吐など体調不良を引き起こします。

食べたものをそのまま排出してしまうため、栄養を体内に吸収することができず、体重が減ってしまいます。

③自律神経の乱れは「不眠や過食」にもつながる

自律神経の乱れは、不眠や過食にもつながります。

寝る子は育つ!と言われるように、質の高い睡眠は成長には欠かせません。睡眠不足が続くと、肉体的な疲れがストレスとなって溜まり、体調不良の原因に

また、「過食」というと「拒食」よりは良いのでは?と思われがちですが、暴飲暴食につながり、「食事→排出→食事」の繰り返しで、栄養がしっかり吸収されず、食べているのに体重が減少していく・・・。といった負のスパイラルに陥ります。

ストレスによる体重減少が招く病気

ストレスによる体重減少が招く病気

うつ病

ストレスで発症する代表的な病気が「うつ病」です。

うつ病は精神的なトラブルだけでなく、身体的なトラブル(食欲不振や睡眠障害)を引き起こします。

食事への興味がなくなり、食事量の減少。胃腸の消化吸収力の低下。倦怠感から身体を動かすのが辛くなり、運動不足。など、うつ病はさまざまな体調不良の原因に。

拒食症

ストレスが続くと副交感神経の働きが阻害され、食欲を感じなくなります。

拒食症は食欲がなくなるだけでなく、カラダが食べ物を受け付けなくなるので、「食事量の減少→さらなる体重減少」につながり、どんどん痩せていきます。

自律神経失調症

ストレスにより自律神経が乱れて、さまざまな体調不良を引き起こすことを、総称して「自律神経失調症」と呼びます。

自律神経はカラダの健康を維持するために大切な神経であり、自分の意思ではコントロールできません。自律神経失調症になると、慢性的な疲労、不眠、下痢など。あらゆる体調不良を引き起こします。

糖尿病

糖尿病は太っている人がなる病気というイメージがありますが、実は痩せている人のほうが糖尿病リスクが高いんです。

筋肉量が少ないとブドウ糖を取り入れることができなくなり、また筋肉の質が低下することで、インスリンの働きも悪くなり、血糖値が上昇します。

もともと痩せ体質の方が、ストレスで体重減少すると糖尿病リスクもぐっと高まります。

胃炎・胃潰瘍

ストレスが引き起こす代表的な病気が「胃炎・胃潰瘍」です。

胃炎とは、胃酸が過剰に分泌され胃の粘膜を傷つけてしまう病気で、胃もたれや胃痛といった症状を引き起こし、食欲不振を招きます。

症状が悪化すると、食事をする度に胃痛を起こすため、それを避けるために食事量や回数が減ってしまうのです。

ストレスによる体重減少を解消する対処法

ストレスによる体重減少を解消する対処法

ストレスを溜めすぎない

ストレスを解消する一番の方法は「ストレスを溜めないこと」

とはいえ、仕事や人間関係など日常生活でストレスはつきもの。ストレスを全くためないのは難しいですが、少しでもストレスを減らすようにすることが大切。

真面目な性格の人ほど一人で抱え込んでしまいストレスを溜めがち。周囲の言うことはあまり気にしないようにしましょう。また、休日に好きなことをして適度にストレスを発散しましょう。

栄養バランスのよい食生活

ストレスを感じたときこそ「食事」を大切にしましょう!美味しいものを食べることは、ストレス解消にもつながります。

▼リラックス効果が期待できる料理

  • キムチ味噌鍋
    肉や魚、野菜がたくさん入った鍋は、たんぱく質、ビタミン類、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく摂取でき、ストレスを和らげる効果が期待できます。
  • 納豆
    納豆には、たんぱく質、ビタミンB2、マグネシウム、食物繊維など、ストレスを感じたときこそ摂りたい栄養が豊富に含まれています。
  • ヨーグルト
    乳酸菌には、ストレスで弱った腸を活性化させる働きがあります。

噛むと、心を落ち着かせるホルモンが分泌されるため、食事はよく噛んでゆっくり食べるようにすると良いです。ガムを噛むのもおすすめ。

適度な運動

適度な運動には、ストレスを解消する効果があります。

カラダを動かすと分泌されるセロトニンやエンドルフィンには、心を落ち着かせる働きがあります。毎日30分程度のウォーキングを意識しましょう。

入浴

入浴が身体にリラックス効果を与え、ストレス解消に効果的なのは科学的にも証明されています。

副交感神経の働きを高めるためには、お湯の温度を38℃~40℃のぬるめに設定するのがポイント。ぬるま湯で身体の芯まで温めることで筋肉の緊張がほぐれ、心身ともにリラックスできます。

質の高い睡眠

質の高い睡眠をとることは「ストレス解消」につながります。

ストレスで体重減少した場合、自律神経が乱れて睡眠障害になることがありますが、そんなときは「栄養バランスのよい食事」「適度な運動」「入浴」をすることで、眠気を促し、寝付きがよくなります。

まとめ

ストレスで体重が減少したときは、

  • 栄養バランスのよい食生活
  • 適度な運動
  • 入浴
  • 質の高い睡眠

が大切であり、すべてを意識することでストレス解消につながり、健康的な増量につながります!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。健康的に太れますように。

  • プルエル

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もやし野郎

BMI15.8の超ガリガリ体質。管理栄養士指導のもと、日々増量に励む筆者。

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管理栄養士

管理栄養士資格を保有する、栄養士勤務のフードスペシャリスト。

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